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高校の思い出

我が家の近くには学校がたくさんあるせいか
高校生をよく見かける。

真っ黒に焼けて丸坊主の彼らはたぶん野球部。
ぞろぞろと群れをなし、コンビにで買ったパンや
ホットスナックをむさぼり食べている。(笑)

そんな姿を見ていると自分の高校生時代を思い出す。

私もやったな~。
コンビニでパン買って・・・部活帰りに食べてたっけ・・・

若かったなあ・・・・と・・・遠い目になる。

高校の頃、女子バレー部に所属していた私はマネージャーを3年間務めた。

マネージャーというと、なんだか生ぬるい感じに
聞こえるかもしれないけれど。

校内一怖い先生が監督の部活だ。
生ぬるいどころか・・・
熱々の煮えたぎった湯を想像してもらいたい。(笑)

新入生が入部すると1週間ほどで半分になり・・・
2週間目には全員いなくなる・・・
ということも珍しくない部活なのだ。

だから、マネージャーといえど・・・甘くない。

マネージャーの仕事は練習中のサポートはもちろん
けっこうこまごまとした地味な仕事が沢山あって
その中でもちょっと変わった仕事が

「他校との練習試合のアポイント取り」

これはハッキリ言って、社会人の域だ(笑)
高校生にしてはなかなかアダルトな仕事だった。

高校生の時分で

「あ、わたくしK高校女子バレー部マネージャーの菊地と申します!」

なんて言うのだから(笑)
なんだか面白い光景になっていたはずだ。

やってみるとわかるけれど、マネージャーの仕事というのは
実に多岐にわたっている。

だからこそ、私はいろいろなことを学ぶことが出来、
一気に人間として成長したのだと思う。

例えるなら・・・・・ネアンデルタールから人間ぐらいの勢いだ(笑)


そして・・・・

「怒られる」

ということに免疫が出来たのも部活のおかげ(笑)

プレーヤーがうまく動けないと・・・

「へたくそ!辞めちまえ!」

イスやボールが飛んでくる(笑)
そんなのは朝飯前というやつで・・・。

監督の怒鳴り声とともに、もれなく監督の側にある「何か」が飛んでくる。

経験を積むと・・・そんなことには、うろたえなくなり。
冷静にボールを集め・・・。

ミーティング(笑)

怒られたあとにはしっかり反省をし、結論を出す。
そして「やってやろうじゃないか!」となる。

素晴らしい展開だ!
これぞ女子バレー部!

この頃、怒られることに慣れていない人が沢山いるらしい。

みんな監督に怒られておくべきだったと思う(笑)

それは冗談にしても・・・。

とにかく。部活をやっていて良かった。

辛かったけど、仲間も先輩も後輩もいたし。
その連帯感もなんとも言えなかった。

そしてなにより、この人生の中で


恩師と呼べる人はあの監督以外・・・


いないのだ。
by zakkanobrass | 2012-06-14 17:43 | ヘナチョコ日記(日々徒然)

台東区小島の小さな雑貨店


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