たくましい私・・・・

ある日、突然思い出したこと・・・

というのには、何か意味があるのだろうか・・・

先日、高校3年のときの進路についての一件を思い出した。

3年生になれば、当然進路の話を担任とするのだが・・・
担任は、進路相談のときに、私にこう言って来た。

「菊地、〇〇女子に行こう!行けるよ!」

私が希望した大学を無視して、担任が勝手に決めた大学を進めてきたのだ。

私の怒りは瞬間沸騰した。
「先生・・・・私の進路をどうして先生が勝ってに決めるんですか?」

私は、理解出来ない担任の発言に食って掛かった。

「いや・・・そのほうが将来的にいいと思うからね・・・。」

担任は私の感情をまるで無視するように目を丸くして言った。

「生徒が行きたい大学に行けるように協力してくれるのが先生じゃないんですか?」

しばらく黙ったまま担任は私の進路希望の用紙を眺めていた。

「私は行きたい大学に行きます!進路の変更はありません。」
深くお辞儀をして、教室を出た。

一緒に頑張っていこう!ぐらいの勢いを想像していた私は、
あまりにも間逆の展開に、テンションが下がりきってしまった。

そのあとも、担任との戦いは続いた。

行きたい大学についてはしぶしぶ納得してくれたものの、
推薦で入試を考えていた私には、小論文と面接があり、
やむを得ず、担任と練習をすることになった。

ひととおり練習したあと・・・・

「菊地、写真をやりたい人間が、写真の知識がないというのは落とされて当然だ。
もっと勉強をしないといけないな。好きな写真家を聞かれて、答えられないのはマイナスだ。」

「・・・・・。私は嘘をつきたくありません。好きなカメラマンなんていないし、
知識もなにもないからこそ、これから興味のある写真の勉強がしたいんです。」

「いや、ダメだ。秋山庄太郎とか、有名なカメラマンがいるから、適当に名前を言わないと!」

「・・・・・・嫌です。そのときは正直に自分の気持ちを話します。」

担任と見つめ合ったまま、私は引かなかった。

呆れたなあ・・・という顔で担任は私を見ていたが、気にしなかった。

それからの私は、とにかく自分のやり方を貫き通した。

せっせと・・・・そして、着々と受験に向けて努力をした。

驚いたのは当日。

担任に頼らず、自分で山を張って準備してきたことが、
ほぼそのまま試験に出たのだ!
小論文は、一枚の写真が配られ、それについて書かせる問題だった。
まさに、それも、やってきたことだったので、落ち着いて取り組むことが出来た。

面接でも、自分が予想していた質問が試験官の口から、面白いように出てきた。

そして・・・・担任ともめた質問も・・・・出てきた。

「好きな写真家はいますか?」

「はい。実は、写真の知識も全くありませんし、好きな写真家というのもいません。
でも、この大学に入って写真の勉強をいろいろして、知識を深めながら、
自分がどんな写真家が好きなのか探ってみたいです」

ひとりひとりの試験官の顔を順番に見ながら、私はうろたえることなく答えた。

それは、自分が嘘を言っていないからこそ出来たことだった。

このとき、担任の言うとおりに嘘をついて写真家の名前を言っていたら・・・
たぶん・・・こんな堂々と言葉を発すること出来なかったはずだ。

「なるほど。よくわかりました!」

試験官が横並びに5、6人。顔を見合わせてうなづいていた。

全く落ちる気がしなかった。
私は合格する気で受験していた。(笑)

しかし、根拠のない自信は奇跡を呼び・・・・・結果は、合格。

あのとき、面接で正直に答えたことがポイントだったかどうかはわからない。

でも、自分のやり方で、まっすぐに頑張ってきたことが生んだ結果が
合格でとても嬉しかった。

そして、あれだけ戦った担任も、合格したことには素直に喜んでくれた。

そのときした握手で・・・ようやく戦いは終わった気がした。

なんだろう・・・

どうして、今ごろこんなことを思い出したのだろう・・・。

わからない。(笑)

それにしても・・・。

あの頃の私はたくましかった・・・(笑)


でも、今も芯には・・・そういう自分がいるんだろう・・・。

いろいろ信念を貫いてがんばれってことか???

う~ん・・・ただ、思い出しただけ・・・なら

いいのだけど。
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by zakkanobrass | 2012-07-20 16:58 | ヘナチョコ日記(日々徒然)

台東区小島の小さな雑貨店


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