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オリンピックと審判

オリンピックで盛り上がっている今日この頃。

夜更かしをして見るほど入れ込んでいない我が家は
朝、テレビで結果を確認。

実にゆる~い楽しみ方をしている。

話しは変わるけれど、今回のオリンピックでは
誤審が相次いでいるらしく物議を醸している。

詳細はよくわからないけれど、確かに「1度した判定を変える」
というのは審判において信用をなくす行為だ。

しかし、それによって、勝者、敗者が入れ替わり
ドラマが生まれたりもする。

ただ、審判側からしてみれば、オリンピックという
独特の雰囲気に飲まれてしまい、つい・・・冷静さを失って
勢いで、間違った判定をしてしまう・・・ということも・・・
あり得なくはない。

これは一体どっちが正しいのか・・・・となると・・・
ちょっと考えただけでも難しい問題だ。

ところで・・・オリンピックで審判をする人というのは
かなりのベテランとか、きちんと資格を持っている人
ではないのだろうか・・・

何か、規制はないのかなあ・・・(笑)まさか・・・適当?

まあ、何にしても、世界中が見ている中で、
公正な判断がされないのは確かにまずい。

せっかくのスポーツマンシップもその審判によって
崩壊してしまう可能性がある。

まったくレベルが違うけれど、私も、バレー部で3年間、
「審判」というものには関わってきたので、
その大変さがよくわかる。

ルールの熟知はもちろん。
ジェスチャーなども全て覚え、微妙な判定にもしっかりと
自分の判断で白黒をつけなくてはいけない。

しかも、接戦になればなるほど、雰囲気はピリピリとしてくる。

そんな中で、冷静にかつ堂々とやらなければ、
選手になめられ、事あるごとに「文句まがい」なことを言われることになる。(笑)
この主審なら、押せば判定がひるがえるかもしれない。
と思われてしまうのだ。

「審判をやる時には、自分のジャッジを信じて堂々とやれ!
迷っても、やばいと思っても絶対に顔に出すな!堂々としてろ!
信じたほうにしっかりジャッジしろ!なめられるな!」

と、私もよく監督に言われていた。

機械やコンピューターが判定をするわけじゃない種目は
やっぱり審判の存在がとても重要だ。

FIFAの最優秀審判員に5年連続で選出されている
「コッリーナ」というスキンヘッドの有名な審判員がいる。

彼はイタリア語、スペイン語、英語、フランス語に堪能で、
的確なレフェリングが一目置かれ、ファンも多かった。

彼が笛をふく試合はとてつもない安心感があった。
それはやはり、おかしなレフェリングを絶対にしないだろう・・・
と信頼が出来るからだ。

たぶん、戦う選手も思う存分プレーに集中出来たに違いない。

オリンピックにも、コッリーナさんみたいな審判員が
沢山いればいいのになあ・・・。

と、ついつい思ってしまうのは・・・。


私だけだろうか。
by zakkanobrass | 2012-07-31 16:37 | ヘナチョコ日記(日々徒然)

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