職人引退

父が職人を引退しました。

10代で宮城県から東京に出てきて修行を積み、

クリーニング業の免許を取得して開業。

それ以来、父は、小さな小さなクリーニング店で、昨日まで職人でした。

少し前に片付けを手伝いに行った時、父は静かに店番をしながら

仕上げた品物をお客さんがきちんと引き取りに来るかだけを

ずーーーーっと心配していました。(笑)

もしかすると、心の中では寂しかったり、感慨深いものがあったのかもしれないけれど

まあ・・・そういうことを人前で見せるような人ではないし

本当にいろいろと語らない人なので「らしい」と言えばらしいのかもしれません・・・・。

母は相変わらず、実務的なことであっちこっちとよく動き、

機械やゴミ収集の手配やら見積もりを取ったりと

思い出に浸る時間もなく忙しそうでした。

手伝いの最後にアイロン台の上に飾ってあった「クリーニング業免許」

の額を外した時、なんとも言えない気持ちになりました。

小学生の頃は、学校が終わると自宅へ帰らず、両親がいるお店に帰って

カウンターの端っこで、チラシのうらに絵を書いて遊んだり

本を読んで過ごして仕事が終わるのを待っていました。

ドキドキしながらお客さんのところへ配達に行ったこともありました。(笑)

そう、微力ながらお手伝いをすることも結構ありました。

いろいろと思い出は尽きないけれど、そんなお店も閉店しました。

とにかく両親にお疲れ様!そしてありがとう!ですね!

これからは、新しい生活の中でのんびりしてほしいと思います。
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by zakkanobrass | 2016-09-01 15:14 | ヘナチョコ日記(日々徒然)

台東区小島の小さな雑貨店


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