切符
2012年 04月 26日
数日前、帰りの電車の中で
お子さんを2人連れたお父さんと乗り合わせました。
小学校1年生ぐらいの息子さんと
お父さんにそっくりな4才くらいのかわいい娘さん。
お父さんのひざの上に、娘さん。
となりにお兄ちゃんが座り、3人で仲良くお話していました。
あとひとつで降りるからね。とお父さんが言うと
「じゃあ、切符だしておこうっと」
お兄ちゃんがポケットから切符を出して
ちゃんと持ってるよ~!という風に得意気にお父さんに見せました。
うわっ!かわいいなぁ~。
私はつい、ニヤリとしてしまいました。
「なくさないように持っているんだよ。」
お父さんの忠告に、お兄ちゃんは「うん!」と力強く答えて、
小さな手で切符を握り締めました。
すると・・・
「あ、そうだ。切符をなくしてしまったらどうすればいいか、わかる人~!」
お父さんから2人に質問。
「知らな~い」
2人同時に答えが返ってきました。(笑)
お父さんはゆっくりと優しい口調で語りだしました。
「改札口に、駅員さんがいるでしょう?そこで切符をなくしてしまったんです。ごめんなさい。
と、正直に言えばいいんだよ。そうすれば、切符がなくてもだいたい通してくれるから大丈夫。
だから、なくしちゃったことを隠さないでちゃんと言おうね。どこから乗ってきたの?って
聞かれることもあるから、どこの駅から乗ったのか、言えるともっといいな~。」
2人はちょっと緊張した面持ちでうなづいていました。
子供なりに理解しているのだなあ・・・と思うと
その緊張した2人の顔も、なんだかかわいかった・・・・。
久しく切符なんて買っていないけれど、
お父さんが、スイカを持たせずに切符を買うことで、
子供達は新しいことを覚えたんだろうなあ・・・。
そう思うと、やっぱり便利だけを追求する世の中は
味気ない気がします。
ものをなくさないようにすること。
嘘をつかずに、謝るということが大切ということ。
お父さんは、1枚の切符で子供達にとても大事なことを教えていたのです。
なんだか深くて・・・心温まる親子模様でした。
お子さんを2人連れたお父さんと乗り合わせました。
小学校1年生ぐらいの息子さんと
お父さんにそっくりな4才くらいのかわいい娘さん。
お父さんのひざの上に、娘さん。
となりにお兄ちゃんが座り、3人で仲良くお話していました。
あとひとつで降りるからね。とお父さんが言うと
「じゃあ、切符だしておこうっと」
お兄ちゃんがポケットから切符を出して
ちゃんと持ってるよ~!という風に得意気にお父さんに見せました。
うわっ!かわいいなぁ~。
私はつい、ニヤリとしてしまいました。
「なくさないように持っているんだよ。」
お父さんの忠告に、お兄ちゃんは「うん!」と力強く答えて、
小さな手で切符を握り締めました。
すると・・・
「あ、そうだ。切符をなくしてしまったらどうすればいいか、わかる人~!」
お父さんから2人に質問。
「知らな~い」
2人同時に答えが返ってきました。(笑)
お父さんはゆっくりと優しい口調で語りだしました。
「改札口に、駅員さんがいるでしょう?そこで切符をなくしてしまったんです。ごめんなさい。
と、正直に言えばいいんだよ。そうすれば、切符がなくてもだいたい通してくれるから大丈夫。
だから、なくしちゃったことを隠さないでちゃんと言おうね。どこから乗ってきたの?って
聞かれることもあるから、どこの駅から乗ったのか、言えるともっといいな~。」
2人はちょっと緊張した面持ちでうなづいていました。
子供なりに理解しているのだなあ・・・と思うと
その緊張した2人の顔も、なんだかかわいかった・・・・。
久しく切符なんて買っていないけれど、
お父さんが、スイカを持たせずに切符を買うことで、
子供達は新しいことを覚えたんだろうなあ・・・。
そう思うと、やっぱり便利だけを追求する世の中は
味気ない気がします。
ものをなくさないようにすること。
嘘をつかずに、謝るということが大切ということ。
お父さんは、1枚の切符で子供達にとても大事なことを教えていたのです。
なんだか深くて・・・心温まる親子模様でした。
by zakkanobrass
| 2012-04-26 17:31
| ヘナチョコ日記(日々徒然)